採用情報

医師

私たちの取り組み

効率的に専門医療の提供を

地域に密着した専門医療

 あわら病院は重症心身障がい児(者)医療、神経・血液・免疫などの難病医療、慢性心不全・カヘキシアなどの長寿医療を専門とした医療を提供しています。これらの医療分野は継続して濃厚な医療的ケアを必要とし、医療の効率化が進んだ現況においては、他の設置主体では必ずしも実施される保証がありません。私たちは福井県内でセーフティネットとして貴重な機能を担っており、安定した経営のもとこれからも長く必要とされる病院であると考えています。

私たちは、障がいや慢性疾病の方が、住み慣れた地域で可能な限り最期まで安心して生活できるように、医療的アプローチと社会的アプローチを統合したケアによる日常診療を進めています。そして、直面する高齢化・過疎化に関わる医療問題を、地道な研究と柔軟な改革で、常にブラッシュ・アップしていきたいと考えています。



デスクワークからベッドサイドへ

 小規模な病院である当院にとって医師は貴重な戦力です。そのため、医師は患者さんが待つ病棟、外来、そして在宅へと、より多くの時間をベッドサイドの診療に割き、各自の診療能力を最大限に発揮してもらっています。当院では、医師事務補助職員を外来・病棟併せて医師一人あたり0.5名程度採用し、熟練の退院支援看護師や医療ソーシャルワーカーなど、医師に対する強力な支援体制を作っており、医師の負担となる(1)退院支援業務、(2)書類の作成、(3)サマリーの作成など事務的業務は根本的に削減しています。また、慢性呼吸器疾患や緩和の認定看護師、臨床心理士、リハビリスタッフ、臨床検査技師、放射線技師、管理栄養士など多職種が小規模であるからこそ一体となった診療をおこなっています。

長く仕事を続けるためのワーク・ライフバランス

超過勤務をなくすために

 医師が充実したプライベートの時間を取ることが、よりよい仕事の成果をあげるポイントです。当院は救急指定の告示を受けておらず、基本的に入院は紹介の患者が多数を占め、医師の超過勤務は限定されています。また、当直医の看取り体制の充実による担当医の時間外業務の短縮、交代制の休日勤務による日当直縮減のリフレッュメントなど多くの支援体制を整備しています。

子育て・介護支援

 国立病院機構では、職員の皆さんが仕事と育児・介護の両立に悩むことによってキャリア形成が中断されることないように、仕事と育児・介護の両立に職場を挙げて支援しています。具体的には「次世代育成支援対策推進法」(平成15年法律第120号)及び「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づき、職員の仕事と子育ての両立に取り組むために一般事業主行動計画(仕事と育児・介護の両立支援プログラム)を策定し、「ワーク・ライフバランス応援ガイドブック」を作成することにより職員の理解を深め、利用を促進しています。

キャリア支援

 専門分野の育成・地域連携の整備を地道に続けてきた結果、地域の診療所・福祉施設との役割分担がはっきりし、自分たちの機能を十分発揮できるようになってきています。日常診療はより自分の専門領域をみることが多く、臨床研究や資格取得に有利に働きます。また、大学などでの研究・研修等のために、フルに働けない医師を対象に、週20時間~35時間の範囲で正職員として雇用することができる短期正職員制度を設けおり、すでに複数名の方が当院在職中に医学博士号を取得されています。

 業務時間内あるいは業務時間外の学会等の自己研鑽については、申請により出張費あるいは厚生費で対応ができ、海外出張も可能です。

採用情報

募集人数 各科2名
募集科目 総合診療科、小児科または神経内科
入職時期
給 与 医長/1,600万円、医師/約1,400万円
医長以上は年俸制
病診連携等を目的とした兼業可
経 験 卒後4年以上
(総合診療科卒後研修プログラムは卒後2年以上、医長は卒後10年以上)
定 年 65歳 ※勤務延長により最長68歳までの場合あり
勤務時間 8:30〜17:15(7時間45分)
勤務日数 週5日
当 直 宿直:月3回、日直:月0.5回 程度
(当直料別途支給20,000円/当直1回当たり)
休 日 土日曜祝祭日・リフレッシュ休暇3日、年末年始(12/29〜1/3)
有給休暇 年間20日(20日を限度に翌年へ繰り越し)
育児休業 国立病院機構では、子が3歳になるまでの間、育児休業の取得が可能です。
給与は無給【共済組合継続加入・掛金(保険料)免除】
ただし、子どもが1歳になるまで、共済組合から育児休業給付金を支給
短時間勤務 小学校就業までの間、育児短時間勤務が可能です。
研究・研修等のための短期正職員制度があります。
変則勤務 週38時間45分の範囲内で、「柔軟な勤務時間」の選択が可能
待 遇

各種保険完備(厚生労働省第二共済組合[健康保険・退職共済年金])、
通勤手当、赴任手当、住居手当、業績年俸、年1回の昇給(業績評価による昇給制度)、特別休暇・病気休暇制度、病院内に世帯宿舎あり

身分・給与・休暇等の処遇は、独立行政法人国立病院機構職員就業規則、勤務時間等規程、給与規程等によります。

救急指定 無し

連絡先
〒910-4272 福井県あわら市北潟238-1
独立行政法人国立病院機構 あわら病院 庶務班長宛て
TEL : 0776-79-1211(代表)

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