病院の概要

このたびは国立病院機構あわら病院ウェブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。国立病院機構あわら病院院長の見附保彦(みつけ やすひこ)でございます。

歴史と役割の変遷

当院は1939年、結核医療の拠点「福井県立療養所北潟臨湖園」として産声を上げました。その後、国立療養所への移管、重症心身障がい児(者)病棟の開設、入院結核医療の終了など、時代の要請とともにその役割を柔軟に変化させてまいりました。2004年の独立行政法人化以降は、病棟の新築や訪問看護ステーションの開設、地域包括ケア病床の導入等を経て、現在は「回復期・慢性期医療」を軸とした15診療科・172床(障害者等一般病棟・地域包括ケア病床)の体制で、地域の皆様の健康を支えております。

私たちが大切にしている4つの使命

当院は「多くの人の笑顔のために」という基本方針を掲げ、以下の4つを使命として日々の診療に取り組んでいます。
・懇切丁寧な医療の実践
・より質の高い医療の追求
・効率的で自立した経営の推進
・地域に求められる専門医療の提供

図1.地域の暮らしに寄り添い、豊かさを支える医療を目指して

「Hospital in the home, Home in the hospital」

2013年より私たちが大切にしている理念です。「家でも安心の医療を、病院でもその人らしい暮らしを」を目指した表現です。ICTを活用した在宅療養支援や、患者さんの意思を尊重した緩和ケア(がん・非がん)など、単なる「治療」にとどまらず、社会参加や生活の質を重視した「包括的医療」を、職員一丸となって追求しております。

「七味五悦三会」:日々のなかの小さな喜びを

コロナ禍という困難な時期、私たちは江戸時代の知恵「七味五悦三会(しちみごえつさんかい)」という言葉に出会いました。これは、何気ない日常の食事や交流のなかに喜びを見出す心の持ちようです。面会制限などの厳しい制約のなかでも、季節の行事や趣味の時間を大切にし、患者さんに「楽しさ」や「安心」を感じていただけるようより工夫と実践を重ねてまいりました。私たちにとってもこの取り組みは、改めて「支えるとはどういうことか」を問い直す、かけがえのない財産ともなりました。

図2.Hospital in the home, Home in the hospital

信頼される病院であり続けるために

今後も、地域の先生方をはじめ、行政・介護・福祉関係の皆様との連携を一層強化し、当院をご利用されるすべての方々により深い信頼を寄せていただける病院であり続けるよう、全職員とともに不断の努力を重ねてまいります。今後とも、あわら病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2026年4月
国立病院機構あわら病院   院長 見附保彦

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