-
国立病院機構設立の目的の一つとして臨床研究を行うことが規定されており、全国の国立病院機構病院には臨床研究センター・臨床研究部・院内標榜臨床研究部が設置されています。
-
このような取り組みを踏まえ、当院では平成17年度より臨床研究部を院内標榜し、当院の診療の柱である血液・免疫疾患、長寿・障がい者医療に関する臨床研究を主体とし、各疾患の病因の解明、診断、治療法の開発等、臨床ならびにその基礎となる研究を院内各部門と密接に連携し行っています。特に研究スピリットを有する職員を育てるために、毎年1回6月に「臨床研究実践キャンプ」を開催し、また毎週金曜日に「臨床研究相談」では研究計画の作成・指導を行っています。これらの臨床研究がもたらす結果が、日常的な医療行為の一つ一つとしっかり連結し、より質の高い医療を築いていきたいと考えています。